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親切心が毒になる

著者: フィル・バートル教授


ディスカッション用配布資料

私たちは自分たちよりも不運な人々を救いたい、時に救わなければならない、と思います。しかしその援助が逆に災いを招くこともあるのです。

私たちには貧しい人々を救いたいという欲求があります。それは多くの文化圏で共通しているため、人類の普遍的な欲求なのではないかと思います。それは有力な宗教においても、おそらく少数派の宗教においても、教訓として一般的です。貧しい人々に寄付金を援助することで、私たちは気分が良くなります。受領者の利益ではなく、寄贈者の自己満足で行われている援助もあると、一部の評論家は話します。

強化方法論において、慈善は間違っていて貧困を悪化させ受領者を傷つけるものだと説かれていることに、最初は驚かれるでしょう。共同体強化方法論は貧困を除去するためにあり、貧しい人々を傷つけるためではありません。

貧しい人々が貧しさから脱出し、自立し、強くなるように、私たちは彼らの活動に協力します。それは単に寄付金を渡すのとは大違いの助けです。

何かを達成した人に褒美を与えることは、その人がさらなる達成に尽くすよう鍛えます。寄付金を欲しがる人に援助すれば、その人がさらに寄付金を欲求することを促してしまいます。横領するような公務員に金銭を与えれば、一般市民を犠牲にして公務員が富を得るのを助長してしまいます。ある国が他の国に国際援助をすれば、受領する国がさらなる援助を期待し、さらには欲求することを促してしまいます。収入の少ない共同体に公衆トイレや給水施設を寄付してしまえば、市民が施設の維持を学ばないだけでなく、さらなる援助が与えられると期待させてしまいます。

しかし私たちは彼らを助け、貧困を(改善だけでなく)除去したいのです。

私たちはどうすれば良いのでしょう?

彼らが強化方法論を選び、組織化し、活発化し、苦闘し、自立することを助成すればいいのです。この事柄については、このウェブサイト上の様々な場所(以下)で解説しています: 貧困の要因依存症候群慈善のキーワード、 依存のキーワード。

これはイデオロギーではなく、立証された作業です。依存に寄与すれば、私たちは貧困に寄与していることになります。貧困に寄与すれば、私たちは高有病率、高死亡率に寄与してしまいます。慈善は毒なのです。

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© コピーライト 1967年, 1987年, 2007年 Phil Bartle
ウェブデザイナー Lourdes Sada
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最終更新日:2011年10月25日

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