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状態を判断すること参加方式の鑑定の導入著者: フィル・バートル教授和訳:益子かさり訓練のための配布資料共同体の市民が、何が重要かを決め、活動が始まるための企画に同意するためには、市民たちによる正しい判断が必要です。共同体は情報をもとに活動するべきです。 執行の委員会は、実際に場所にいって査定・分析し、共同体全体に調査結果を発表するべきです。これが「状態の分析」というものです。 あなたはすでに自身で、準備のために査定(地図など)を行いましたが、それとは別に、執行の委員会が自分たちで査定を行うことが重要です。 地図を参考にしてください。 市民のためだと思って手を出してはいけません。彼らは誰にも代理をさせてはいけないのです。 共同体を巡回する日時を、執行部と調整してください。できるだけ時間を長く見積もってください。観察したり人々に話しかけたり記録を付けたり写生図を描いたりしながら、できれば全部の、もしくは出来るだけ多くの場所を見てまわってください。 PARを参考にしてください。 それが終わったら執行部と集合し、観察記録を比較して、双方をまとめた査定レポートを作ってください。執行委員のひとり(あなた以外の指導者)に、まとめの査定レポートを書かせて、共同体全体に発表してください。その完成された報告書(レポート)が「状態の分析」です。 その報告書(少なくとも地図)を何部かコピーして配ることができれば、より素晴らしいです。 査定の巡回の最中は、問題、その解決法、資源、そして制約を探してください。水道など自治的な設備が壊れていれば報告して下さい。道路に修理が必要であれば伝えて下さい。もしあなたや執行委員が、年老いて退職した大工を見つけたら、その人が若い人々の指導にあたれるかどうか判断して下さい。もし彼を経済的に支える家族がいるなら、エネルギーや助言をくれないでしょうか?それとも彼は退職金を必要としているでしょうか? 他にも人材や資源を探してください。それも査定レポートに記録します。 執行部が話し合い、まとめの報告書(できれば部数をコピーした)に同意したら、それを共同体全体に発表する必要があります。そのためには、市民全員が集合できる日時を調整することが大事です。 指導者の一人であるあなたが、彼らに与える(または貸す)ことができるようなフリップチャートや新聞記事をもっているなら、より素晴らしいです。あなた自身は発表に加わってはいけません。あなたがするのは会議を設けるなど、執行部が共同体に報告を発表する手助けです。 このような査定は、共同体の活動計画(CAP)に不可欠です。 市民全体が執行部の調査結果を完全に理解し、実態や問題と可能性の大きさについて一致した意見があることが、確実になるように努めてください。 参加方式の鑑定を中心に扱う記事もあります。 PARを参照。 ––»«––状態の把握 © コピーライト 1967年, 1987年, 2007年 Phil Bartle
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