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準備段階
訓練士のためのガイドライン
著者: フィル・バートル教授
翻訳: 津田 秀一郎
モジュールの使用手順(ハブ）
準備段階モジュールに 含まれる 資料
- 目標を知る～訓練士は何を成し遂げたいのか
- 対象とする共同体について知る～社会調査を行い、共同体がどのように機能しているのかを知る
- 必要なスキル～求められるスキルとは
- 基本的なコンセプトを理解する～理解しなければならない原則と推論とは
- 外部の資源～共同体の内部からと外部からの資源のバランスを調整する
- 訓練士を育成する～指導者のための手引き
- キーワード ～準備段階モジュール用
- Story One, He did not keep a journal
- Story Two, She did not know Her Goals
- Story Three, He did not Know the Community
- Story Four, She did not know what skills were needed
- Story Five, He did not know the basic concepts.
共同体訓練士になる準備をする
共同体の自助能力の発展を適切に奨励するためには、まずあなた自身の準備ができていなければならない。
そのためには、 目標を正確に理解し、またそれを熟知していなければならない。 対象とする共同体について知らなければならない。必要な スキルを持っていなければならない。また、活発化の基本的な コンセプト を理解しなければならない。
まず、記録帳を作ることから始めるとよいであろう。
費用の掛からない普通のノートで十分である。
四冊のノートを用意し、それぞれにタイトルをつけておく。（1）目標とコンセプト、（2）対象とする共同体、（3）活発化を行うためのスキル、（4）毎日の記録。
どのように準備をするにしても、今のうちからメモや記録の書き込みを始めることが重要である。
自分の後任者を念頭に置き、書き込みを行うこと。
当モジュールでは、どのように準備を進めるべきかを述べている。しかし、｢一度で全て｣の準備を行えると考えてはならない。
我々訓練士は、当モジュールで説明されている全てのことに関して、絶えず知識を深めている。
このプロセスに終わりはない、一度でも自分は全てを知り尽くしたと判断をすれば、間違いなく失望することになるであろう。
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