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基本的なコンセプトを理解するスキルの裏にある原則と推論著者: フィル・バートル教授翻訳: 津田 秀一郎訓練のための配布資料訓練士が理解しておかなければならないコンセプトと原則上記の用語は(キーワード)で説明されている。 訓練士として成功するためには、公開討論会や活動グループを組織する際に多くの専門スキルが必要となる。 また、なぜそういったスキルが必要なのか理解する必要があり、 原則を知っておく必要もある。 共同体を対象とするのであれば、共同体やその変化(発展を含む)の性質に関していくらかの社会学的概念を理解しておくべきである。 つまり、社会組織や社会学、人類学、政治、経済といった分野に関してその仕組みを含めてある程度理解しておく必要がある。(「文化」を参照) 現時点では学位を取得している必要はないが、上記のような分野の原則等を独習しておくべきである。 低所得地域を 強化 (権利付与)するのであれば、まず、敵を知らなければならない。つまり、依存症候群(「依存」を参照)である。 また、 貧困の撤廃・撲滅を目標とするのであれば、貧困の症状や結果を理解するだけでは十分ではない。 つまり、貧困の原因を解明し、その原因とは反対に作用する変化をサポート・促進する必要がある。 貧困の軽減は一時的に痛みを和らげるだけで、貧困撲滅には貢献しないということを理解しなければならない。 貧困は単なる 金銭の問題ではない。さらに、金銭だけでは貧困撲滅は達成されない。(「貧困減少の原則」を参照) また、「キーワード」にてコミュニティワーカー用の非常に包括的な基本コンセプト一覧表を参照可能。 各キーワードに辞書的な意味は記載されていない。当ハンドブックの目的、すなわち「訓練士になるには」に、関係するいくつかの注釈を参照可能。 後のモジュールの 共同体強化の原則にて当ホームページで扱う方法とスキルの裏側にある原則についてさらに詳しく説明されている。 注釈を丸暗記せず、 それぞれのコンセプトについて考える。 また、それを記録すること。 打ち合わせ、会議、セミナーなどで同僚と話し合ってみる。仕事の後の友人とのくつろぎの時間、フットボールのスコアについての議論は少しの間置いといて、ここで扱ったコンセプトについて話し合ってみる。 一度に全てを学ぼうとすることは、一度の食事で一生分の栄養を補おうとするようなものである。 共同体の発展のような分野の学問に終わりはない。 学ぶことを止めた瞬間、可能性はゼロとなる。 ––»«––©著作権 1967 、 1987 、 2007フィルBartle
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