対象とする共同体について知る

誰のための活発化か？

我々が共同体の発展に携わる際に、｢陶芸家は粘土を知る｣ということわざを引用する。粘土とは共同体のことである。訓練士はそれを形成し、より豊かなものへと発展させる。

そのためには、共同体（一般的な共同体の特徴を含める）について多くのことを知らなければならない。 また、その社会組織、経済、言語、配置図(地図）、課題、政治、エコロジーに関してもできるだけ多くのことを知らなければならない。

研究は単なる無関係な事実のリストであるべきではない。なぜなら、共同体を分析し社会システムとして理解する必要があるからである。（共同体とは？と社会調査を参照）

様々な要素がどのように関係しているのか検討すること。

まず地図の作成から取り掛かるとよいであろう。どこに人が住んでいるのか？その共同体にはどのような施設があるのか？ (例えば、道路、歩道、給水施設、診療所、学校、公衆衛生施設、市場、その他の公共施設・サービス）

訓練士が共同体状況の評価 (資源、要求、機会、課題）を通じて共同体メンバーを支援する際には、その共同体の地図の作成の手助けを行う。今のうちに地図を作成する練習をしておくと、後の実際の参加型アクティビティの準備の際に役立つであろう。

共同体における、社会組織、経済、言語、政治、共通の価値観、習慣、物理的環境(エコロジー）等を観察し、記録帳に記入すること。

様々な要素がどのように互いに関係するのか、分析を持続すること。


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