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共同体に挑戦する抵抗が強さを生み出す著者： フィル・バートル教授和訳：益子かさり訓練のための配布資料あなたの目標は共同体の強化でありますが、共同体の最優先目標であるように見えるものを、受動的・自動的に受け入れてはいけません。抵抗が 強さを生み出します。腕立て伏せをすると腕の筋肉が強化されるのと同じように。 全く抵抗力を与えなければ、筋肉は弱くなるでしょう。あなたが共同体の世話を過保護に見れば、それは強化されないのです。 共同体が最初に提案する最優先目標は、考えなしに提示されたものかもしれません。あなたがそれに対し挑戦すれば、市民は自分たちのとる行動についてもっと注意深く考えるかもしれません。 次のような例を仮定してみましょう。例えば最優先目標が診療所の設立だと市民は言うかもしれません。 「いいでしょう」あなたは返答します。「でもその目標を選ぶに至った推論とは何ですか？」「診療所を建築し営業する能力は共同体にはありますか？」「診療所の解決できる問題とは何ですか？どんな問題をそれは引き起こしますか？」 意見を擁護させることで彼らを強化します。 もし彼らのライバルである他共同体が診療所を持っていることが、彼らが診療所を欲しい理由であれば、彼らの主な動機はプライドですから、あなたはそれを明示します。 「それを建設するのはあなたたち自身なのですよ。本当にそのために自分たちの金銭を消費したいのですか？」あなたは聞きます。 すると彼らは自分たちの子供が生まれてすぐ亡くなってしまうことが主な問題だと言うかもしれません。 これはあなたが PHC （プライマリヘルスケア）の重要な原則について伝える機会です。それは「治療よりも予防のほうが効果的だ」ということです。 子供たちが亡くなっている主な理由は飲用水由来の病気による下痢かもしれません。 水を参照。 診療所は病気の治療に貢献するかもしれませんが、次の３つの方法を組み合わせて飲用水由来の病気を予防する方がより確実で安価で人道的なのです：(1) 衛生教育によって行動を変えさせる、(2) 清潔な飲用水の供給、(3) 効果的な衛生設備によって飲用水に下水が混入しないようにする。治療よりもまず予防です。 自らの問題を分析し実用的な解決法を探すよう挑戦されることによって、共同体はその優先事項を再検討し、再び優先目標を再び明示することで答えるかもしれません。 彼らが最初に提示する目標を受動的に受け止めてはなりません。 ––»«––©著作権 1967 、 1987 、 2007フィルBartle
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